こんにちは。麻屋鶴蔵です。
1月27日に穴川コミュニティセンターで寄席を開催させていただきました。
https://drive.google.com/file/d/1LDt75yFtV2iRZhEFXl8dh9WCQleGmw0T/view?usp=sharing
タイトルは「穴川寄席〜あなたと、わたしと、ふくぶくろと〜」。
穴川コミュニティセンターに宣伝していただいたこともあり、当日は30人ほどのお客様がいらっしゃいました。
寄席の開催にご協力いただいた穴川コミュニティセンターの皆様、当日お越しいただいたお客様、大変ありがとうございました。
ここからは当日の様子をご紹介していきます。
まず登場したのは花乃家羽飛さん。
落語を楽しむコツを伝えてからの「熊の皮」。
熊の皮は、尻に敷かれる亭主が頑張るお話です。
羽飛さんは演劇サークルにも所属していたので、表情も含めた全身をフル活用し、人物をいきいきと演じます。
大変明るい亭主が羽飛さんそのもので、彼の落語を見ていると元気がもらえます。
将来は、羽飛さんも尻に敷かれてしまうのかな。
次は麻屋真蔵さん。
会社のプレゼン大会の話から「午後の保健室」。
午後の保健室は、学校の保健室での日常を描いた新作落語です。
真蔵さんは、唯一無二の声色やお笑いで磨かれたセンスを活かした、コミカルな掛け合いで爆笑を誘います。
最近はマクラと呼ばれる落語の前の導入話を磨いており、日常の出来事について、そのときの気持ちと共にテンポよく紹介するマクラは創作落語として聴きたいくらい。
名は体を表すとは、まさにこのことか。
仲トリは私、麻屋鶴蔵です。
前半は、時事ネタや豆知識を挟みながら独自色を出し、後半は熱量高めて一気に畳み掛ける。
こんなイメージでやってみましたが、いかがでしたでしょうか。
後輩達の熱演で会場が盛り上がっていたので、大変やりやすかったです。
お客様もふくぶくろも、もちろん私も2024年が「大当たり」となりますように。
仲明けは大喜利です。
真蔵さんの提案で、手札大喜利に挑戦。
手札大喜利とは、事前に回答を手札として用意し、司会者が出すお題に対して、手札から最適な回答を選ぶというもの。
司会は真蔵さん、回答者は月海さん、私、愛狂さん、苦沙弥さん。
大喜利は事前にお題を教えてもらうこともありますが、今回は当日までわからない、、
だからこそ、新鮮な表情や豪快なスベリなど、生のリアクションを楽しんでいただけたのではないでしょうか。
大喜利だけの出演となりました十五夜月海さんにスポットを当てます。
月海さんは、笑顔がステキな明るい女性で、スロバキアから一時帰国しての参加。
月海さんの回答は、「スベったらひたすら蕎麦をすする落研部員」や、真蔵さんの顔写真そのものを回答にするなど、工夫を凝らした一味違う回答ばかり。
これが、異国の地で磨かれたセンスでしょうか。
大喜利ですべって、自ら蕎麦をすするとは、、
このアイデア、今度使わせてもらってもいいかな。
次はふくぶくろの代表、女難亭愛狂さんです。
名前の話から縁日についての小噺。
喘息気味とのことで、数分の高座となりました。
愛嬌さんはその名の通り愛嬌が抜群で、小噺に登場した子どもが、それはそれは可愛いこと。
しかし抜群の愛嬌よりもあこがれる部分は、豊かな発想力とチャレンジ精神です。
これまでも、傘回しや獅子舞など、様々な演出で寄席を盛り上げてきました。
次回はどのような演出で楽しませてくれるのでしょうか。
愛狂さんの発案で、寄席の後に、大人が全力で缶蹴りしたのはここだけの話。
最後は、本日のトリ、風呂屋苦沙弥さんです。
コロナに感染した話から「文七元結」。
貧乏な家族が人を助けて幸せになる人情噺。
苦沙弥さんは、声量や間を変化させながら、人物の気持ちをしみじみと語ります。
また、ときどき挟む時事ネタやアドリブが心地良いアクセント。
ハイライトは女郎屋の女将が主人公を立ち直らせる場面、もしくは主人公が身投げしようとする男を説得する場面でしょうか。
あの語りであれば、誰でも心が動くよな、、
苦沙弥さんは医者ということで、しみじみとした語りを武器に数多くの人々を助けていくのでしょう。
最後はみんなで記念撮影。
なぜか自然とマッスルポーズになりました。
今後は、その会のトリや寄席にちなんだポーズをとると面白いかもしれませんね。
寄席が終わり、みんなで一汗流してから、飲み会へ。
達成感をつまみに飲むビールが、頑張った喉に染みるのです、、
最後に、今後の活動についてご案内です。
次回は5月25日(土)に土気あすみヶ丘プラザにて、寄席を開催します。
新たなメンバーを加え、24人となったふくぶくろ。
「一緒に活動したい」と思ってくれる人がいることほど、嬉しいことはありません。
次回は、どんなメンバーが出てくるのか、どんなことをやるのか。
あけてみるまでドキドキのふくぶくろを、今後ともよろしくお願いします。