こんばんは、ふくぶくろの宣伝隊長、麻屋真蔵です。
今回は久々に私が筆をとらせていただきまして、不肖私がトリをとらせていただいた、昨日開催された「穴川寄席〜花も嵐もふくぶくろ〜」の様子をレポートしていきたいと思います!
少々ボリューミーなので前編後編に分けて、今回は前編、開口一番から仲トリまでの様子をおとどけします!
よろしくお付き合いの程をm(_ _)m
5月25日土曜日、天気は快晴。また5月としてはたいへん暑い中たくさんのお客様に御来場いただきました!
ではさっそく開口一番から振り返って参りましょう!
【初代いらし亭灯景「初天神」】
最初はこの人、初代いらし亭灯景くんです!
ふくぶくろのメンバーでは1番若く、今回がふくぶくろに入って初めての高座。
しかしその落語力は凄まじく、いちばん難しい開口一番をものともせずバシバシ爆笑を生み出しておりました…!
初天神の金ちゃんの1言目ですでに、「こいつはろくな子供じゃねぇ」と思わせる演技力!
…おそろしい子! |゚Д゚)))
↑団子を舐る様も達者です。
【四代目麻屋鶴蔵「寝床」】
お次はお馴染みふくぶくろの副代表、四代目麻屋鶴蔵さんです!
流石の安定感のある落語っぷりで、お馴染みのお客様に安心感&笑いをたっぷりとお届けしておりました。
普段はにこやかな鶴蔵さんが、高座にあがって噺に入れば途端に表情がくるくると鮮やかに入れ替わる様はやはり必見です。
↑良い表情ですね!(≧∇≦)
【初代風呂屋苦沙弥「初めての自転車」】
さあ続いては新作落語「初めての自転車」を引っさげて、ふくぶくろでは初高座の風呂屋苦沙弥(ふろや くしゃみ)くんの登場です!
新作落語をやるにあたって彼ほど外連味がなく、お客さんに肩ひじを張らせずに聴かせられる演者を僕は他に知りません。
自転車の車輪の回る音の「チキチキチキチキ…!」という形態模写だけであれだけの量の笑いが巻き起こる様は初めて見ました…!Σ(゚Д゚)スゲェ!!
↑そこにはない自転車が見えるようです
【九代目三升亭酔狂「天狗裁き」】
さあいよいよ前半最後、仲トリはこの人、九代目三升亭酔狂さんです!!
写真で手に持っているのは当団体の公式ゆるキャラ「ふくぶくろう」をあしらったスタッフ用の札。しっかりと宣伝してくださいました!
もちろんそれで終わるはずもなく、(本人は「自分の仕事は宣伝だけ」と嘯いておられましたが(笑))
圧巻の「天狗裁き」で会場を爆笑の渦に巻き込んでおられましたとも!
古典落語をしているのに、あれだけ生き生きと躍動感たっぷりに演じられるのは、声、仕草、表情などの諸要素が練りに練られているからでしょうか、いつまでたっても真似が出来ません。
↑楽屋でもしっかり札を首にかけて待機しておられました。
さて、「穴川寄席〜花も嵐もふくぶくろ〜」前半はいかがでしたでしょうか。
お仲入りを挟んで、後半はまた次回!
次回も引き続き麻屋真蔵がお届けします!
それではまた!m(_ _)m